大阪で『トータル住居費』が安い家を建てませんか?

平和建設のスタッフです。
本気で素敵な家を考えている方々に向けて、今回は住宅建設費について取り上げます。

最近は、建築資材の高騰や人件費、働き方改革といった様々な要因で建築費用が上がってしまっています。
そんな状態ですので、できるだけ安くするためにいろいろなところでコストを抑えた住宅も検討されていますが、なかなか難しい問題です。

先日もとあるHMさんの現場でルーフィングシートに耐用年数10年のものが使われていました。
屋根の下に使うものですから、見えないところでのコストダウンはこうなるよな。
と少し残念に思いながら、お施主様にご説明できているのだろうか?と不安になってしまいました。
他人事ながら心配で、、

将来かかるメンテナンス費用や光熱費を抑えるお家を建てて、トータル住居費を抑え込むことが大切なのではないでしょうか?

この記事では建築費用が上がっている原因とトータル住居費を抑える方法について考えていきたいと思います。

建築資材が上がっている。

何から何まで上がっているご時世
来月、日清のカップラーメンも上がるそうです。
大きなものから小さなものまでいつのまにか値段が上がっていますよね。

家の建築資材も例にもれず、値上がりしているのですが、なにぶん部品数が多いです。
戸建て1棟を建てるのに、必要な部材・部品数は1万点を越えます。

また建築資材は海外でつくられているものも多く、コロナ禍や円安の影響を受けたものも少なくありません。

若干、便乗で値段上げたものもあるのでは?
と恨み節も言いたくなるほど、値上げラッシュとなりました。
(まだ少し上がるようです。)

物流の働き方改革が本格化する予定

物流クライシスが2024年に迫っています。
一般的には知られていないことですが、2024年に物流改革が行われます。

トラックドライバーの深刻な人材不足を解消するため、時間外労働の上限規制が適用し健全化しようという動きを国主導で始まっています。

健全化は良いことなのですが、
建築業界は現場に直接運んでもらうという
少し無理を言っている業界です。

株式会社野村総合研究所
https://www.mlit.go.jp/common/001272768.pdf

2024年に向けて1年を切り、配送会社さんも無理を聞いてもらいにくくなり(健全化のためにできない)、値段も上がってきています。

先にも言いましたが、
戸建て1棟を建てるのに、必要な部材・部品数は1万点を越えます。
これらの建材を何度も配送してもらっていますから、物流の値段が上がるとおのずと上がってしまいます。

トータル住居費を抑える検討を!

このような状況の中、建築費の高騰を補うために、維持費や光熱費の安い住宅が注目され、メンテナンスをできるだけ抑えた長寿命な建材やZEHで光熱費の支出を抑えたお家をご検討されている方が多くなったように思います。

例えば
外壁や屋根の塗り替えやメンテナンスがほとんど必要のないものにしたり、
断熱性能を高めて、冷暖房費を抑えたりなどです。
換気システムを熱交換換気システムにするなど快適な空気を逃さないようにする。
など

住宅建設にかかるコストアップの原因はすぐに解決しそうにない。だから

建築資材の高騰や建設業界の人材不足など、さまざまな要因で上昇しているため、コストアップの原因はすぐに解決しそうにありません。
残念ながら、今後さらにコストが上昇することが予想されます。
コストアップに対してしっかり対抗する手立てを考えた賢い家づくりを行っていただけたらと思います。

家を建てる前に住宅ローンだけでなく、
暮らしていく中での支出についてもしっかり検討・シミュレーション結果を見て、お家づくりに挑んでいただけたらと思います。

大阪市内で賢いお家づくりを検討されている場合は、ぜひ平和建設にお声かけください。