肺がんが増えているらしい。|健康的に暮らすための住まいについて

大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設スタッフです。
最近肺がんが増えていると言われていることはご存知でしょうか?

増えている理由は
タバコが原因だとも、大気汚染とも、
SNSなどでは食べ物のせいだというアカウントまで、
本当のことはいまだはっきりしていないようです。

ただ、肺は起きているときも寝ているときも動き続けてる頑張り屋。
空気と言う目にも見えないほどのものを扱う繊細な器官であることは間違いないのでしょう。
汚させない。
ことが無理させないことになるのではないでしょうか?

だから、大気汚染と室内汚染が肺がんの上昇していることと無縁には思えないのです。
ここでは空気質を清浄することで肺がんになってしまう確率を下げることになるのではと言うことを仮定して方法を紹介していきます。

参考資料)肺癌リスクの考えかた 岩井 和郎
https://www.jstage.jst.go.jp/article/taiki1995/35/3/35_3_A57/_pdf/-char/ja

国立研究開発法人国立がん研究センターの肺がん
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/12_lung.html

肺がんは増えているのか?|罹患数と死亡数

残念ながら肺がん率は上がっているのは事実なようです。

1975年には20000例もなかったマイナーな病気だったそうですが、最近では120000例と約6倍にも増えてしまっています。
それでも死亡率に増加を押さえ込んできている医療機関の努力の結晶。

大阪は肺がん率が高い

男性、女性ともに大阪は肺がんによる死亡率が多い。

長野や石川、静岡が男女ともに少ない。
都会だから多いのか?と言うと東京や神奈川は少ない。
なぜ大阪の肺がん率が高い理由はわかりません。
肺なので空気の問題ということも十分にありえるそうですよね。

喫煙率や大気汚染についてもう少し調べてみました。

大阪が喫煙率が特別高いわけではない。

喫煙率は全国平均よりも少し高い(大阪 19.1%)
大阪同様に高い肺がん率の和歌山や徳島は平均よりも低い。

喫煙率だけが肺がん率を上げているわけではなさそうでうね。

肺がんはたばこが原因だと世の中的にはいわれてますよね。ますます、分からなくなってきました。

大阪が特別大気汚染になっているわけではない。

大気汚染も関西圏の中では高い方ですが、低い数値のなかでの差なので問題はなさそうに見えます。喫煙も大気汚染も違うのなら、何が原因なのでしょう??

タバコでもない。
大気汚染でもわからないので、少し生意気にも仮説を立ててみました。
「室内空気汚染」が関係しているのではないか?

もしかしたら室内空気汚染が原因?

残念ながら室内の空気汚染を調査したデータは見つかりませんでした。
そこで空気汚染を引き起こす結露、その結露を防ぐペアガラスの普及率からカビなどの室内空気汚染を推測してみようと思います。

結露による空気汚染もありますが、
ペアガラスの普及率がそのまま冬の換気システムをOFFにしている確率にも近いのではないかと考えられます。
冬はヒーターなどによって空気汚染が起きやすいにもかかわらず、換気システムの冷気が不快だと電源を切ってしまうお家も多いのではないでしょうか?

断熱が不足していることで、換気システムの冷気がより深いに感じているのかもと考えました。

参考
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/50/10/50_1017/_pdf/-char/ja
参考
https://dashboard.e-stat.go.jp/

大阪では二重窓・ペアガラスへの移行が遅れてしまっている。
窓で暮らしやすさも大きく変わりますからぜひ検討してみて下さい。

東京大学の前准教授も自宅のマンションを二重窓にされて、すごく変わったと仰ってましたよ。

アルミサッシ+シングルガラスで「暖かい家」と呼ばれた時代の家がたくさん残っている。

アルミの結露、シングルガラスの結露
不要な水分によって構造主要部材の劣化やシロアリの誘因だけでなく、カビや空気汚染も起こしてしまいます。

今回は肺がんのことなので、大きくは脱線しませんが、お家にとっていいことは一つもないのが結露です。

まわりにも肺がんの人は増えていませんか?
室内空気汚染が原因ならば、室内空気汚染が問題だと調査結果が発表されるのは、当分ないように思います。

というのも室内空気汚染の調査データがあまりにもなく、肺がんとの関連性を繋げられることは難しいから。
室内空気は換気しなければいけないほど、生活していれば汚れてしまいます。特にヒーターを使う冬場は、、。

ドイツでは調理器具にガスコンロすら使わないほど、徹底的に室内空気汚染について研究が進んでいるのに、日本ではそのデータを見つけることはできません。

健康に暮らすためにも室内空気の質にこだわる住まいにする。
新築でもリフォームでも考えてみたいものですね。

「健康に暮らせる住宅を提供したい。」
本当に健康に暮らせる住まいを新築でもリフォームでもご提案をしてまいります。

お気軽にご相談してください。