地震が増えると考えてしまう『耐震』『補助金制度:大阪市』について まとめました。

大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設スタッフです。最近地震が多いと感じます。

街中に耐震基準を満たしていない建物がたくさんあって、もし大きな地震が来たらどうなるのだろうかと不安に駆られるため、ほんと嫌な気分です。

この記事では地震について、そして耐震についての考察を深めたいと思います。

京都大学の地震予測 

【巨大チェーン地震】震度4超続発で本誌指摘が的中… 南海トラフ地震への “緊迫” を京大教授も警鐘
https://smart-flash.jp/lifemoney/177703

上記は週刊FLASHの切り抜きだそうです。
記事の中で南海トラフ地震は2030年代に起こると予測されており、それまでにチェーン地震と呼ばれる前段階での内陸型の地震が多発するそうです。

直近1ヶ月で近畿で起きた地震

直近1ヶ月内に起きた近畿地方の地震を調べてみると
震源地   発生時刻     最大震度
大阪府北部 2022年4月7日 14時48分頃  2
愛知県東部 2022年4月7日 9時30分頃  4
和歌山県北部 2022年4月6日 17時14分頃  4
大阪府北部 2022年4月3日 18時58分頃  3
京都府南部 2022年4月1日 10時50分頃  1
京都府南部 2022年3月31日 23時34分頃  4
紀伊水道 2022年3月29日 23時04分頃  1
紀伊水道 2022年3月19日 22時41分頃  2
紀伊水道 2022年3月19日 10時27分頃  1
紀伊水道 2022年3月19日 10時23分頃  1
紀伊水道 2022年3月19日 9時48分頃  2
和歌山県北部 2022年3月15日 23時00分頃  1
三重県南部 2022年3月14日 14時13分頃  1
京都府南部 2022年3月13日 21時06分頃  1
和歌山県北部 2022年3月13日 12時38分頃  2
兵庫県南東部 2022年3月11日 18時14分頃  2
兵庫県南東部 2022年3月11日 17時59分頃  3
三重県南東沖 2022年3月9日 19時39分頃  1
三重県南部 2022年3月5日 21時31分頃  1

この1ヶ月で小さいものから大きいものまで多くの地震が起きているそうです。
耐震のことを真剣に考えても損がないのかもしれません。

耐震リフォームの補助金

大阪市では耐震について多くの補助金制度が用意されています。

耐震診断 11分の10 (限度額:1戸あたり5万円)
耐震改修設計 3分の2 (限度額:1戸あたり10万円)
耐震改修工事 2分の1 (限度額:1戸あたり100万円)
耐震除却工事 3分の1 (限度額:1戸あたり50万円)

補助金を受けるためには平成12年5月31日以前の建物などいくつかの条件がありますので、大阪市HPなどをご確認いただければと思います。

耐震基準は何度も改正されていますが、大幅な改正が2回行われています。
1度は昭和56年以前(旧耐震)2度は平成12年以前(新耐震)
現状の耐震基準よりは劣ると言われています。
そのため大阪市の補助金要綱に平成12年5月31日以前の建物と明記されています。

耐震診断とは?

さて、耐震改修の最初、耐震診断については行われたことのある方はまだまだ少ないと思います。

耐震診断では診断士による現地での視察が入ります。
・地盤・基礎
・建物の形
・壁の配置
・筋かい
・壁の割合
・老朽度
などを確認し、建物を支える壁(耐力壁)やバランスなど総合的に判断され、評点で耐震性をわかりやすくしてくれます。

耐震のセルフチェック

人に見られるのには抵抗があるという方は、自分で調べることができる
木造住宅の耐震性能チェックを利用すると良いかもしれません。

http://www.kenchiku-bosai.or.jp/nwcon017/wp-content/uploads/2017/11/8100check2.pdf

「うちは腕の良い大工さんに建ててもらったから大丈夫。」
と言い聞かせるように思いこまないでください。
地震は容赦なく襲ってきます。

セルフチェックで専門家の相談が必要となればお気軽にご相談してください。

熊本地震では容赦なく建物を壊した。

平成28年4月14日及び16日に発生した熊本地震においては、益城町中心部で震度7が2回観測されるなど、過去に例を見ない大きな地震により、建築物に甚大な被害が発生しました。

万が一家族の命を守れるのはあなたのお家だけです。
お気軽にご相談してください。

2030年代に起きると言われている南海トラフ地震。
地震が起きるたびに不安を感じるか
今から安心と言う価値を手に入れるか。

ぜひ補助金を活用できることですので、今一度ご検討いただけたらと思います。