SW工法(スーパーウォール工法)健康改善のアンケート結果

SW工法を建てています平和建設です。
SW工法で建つ家はZEHを超えるZEH+をも超える断熱性を持った住宅に免振構造(モノコック構造)と第1種換気方式をもった高気密高断熱な住宅です。

高性能住宅で暮らすことと健康の改善には直接的な関係があります。
この記事ではSW工法に実際にお住まいのスーパーウォールの家のオーナーさんのアンケートとともに健康と家について紹介させていただきます。

気管支炎・ぜんそく・アレルギーなどの多岐にわたって効果的です。

断熱性と健康について研究結果

全国のSW工法(スーパーウォール工法)のオーナー様たちに住み替えによる健康改善が見られたか?
という健康アンケートを実施しました。

スーパーウォール工法の断熱性と健康について研究結果
スーパーウォール住宅居住者を対象にしたLIXILによる2012年全国調査(n=4343)調査設計・集計分析:近畿大学建築学部岩前研究室

1番多くの健康改善は『健康全般』で81%
2位 肺炎・気管支炎 74%
3位 気管支喘息 67%
4位 脳血管疾患
5位 のどの痛み

さまざまな項目で以前お暮しより健康状態が改善したという回答を数多くいただきました。特に健康全般における改善率は80%を超えています。冬でも室内が暖かい、高気密高断熱の高性能住宅が健康改善に効果的であることがアンケートによりわかります。

健康改善は健康全般と循環器系(血圧)と呼吸器系

健康改善アンケートの1位『健康全般』
自分自身に健康不安がある場合にも高性能住宅がオススメですが、子どもさんや親御さんとも一緒に生活する場合にも高性能住宅が健康にいいと言えるのではないでしょうか。

そして具体的にどんな症状が改善されるのか?
と言ったを順位を見てみると

≪循環器系(血圧)≫
4位 脳血管疾患 63%

≪呼吸器系≫
2位 肺炎・気管支炎 74%
3位 気管支喘息 67%
5位 のどの痛み 62%

高性能住宅が循環器系(血圧)に良い理由

断熱性能にょる室温の違い
左:次世代省エネ基準と右:平和建設標準仕様

高性能住宅では家中での温度差が少なくなります。
暖かなリビングから廊下や玄関へ出たときのヒンヤリ感が軽減されます。そのため循環器系(血圧)に不安がある方には健康的な家になると言われています。

室温が不安定な部屋は血圧の差が大きいと言った点

居住者の血圧を計測して検証してみると、断熱性の高い住宅に住む居住者と断熱性の低い住宅に住む居住者では、血圧の変動に差が出てきました。
断熱性が高い住宅は、夏と冬の室温がある程度安定しますが、断熱性が低い住宅では年間を通して室温の変動が大きくなります。冬の室温が18℃未満で夏の室温が26℃以上ある室温不安定群の居住者の血圧を見ると、起床時の血圧は季節変動で最高血圧が9.8mmHgの差、最低血圧が5.4mmHgの差が出ています。

一方で冬の室温が18℃以上、夏の室温が26℃未満の室温安定群の血圧を見てみると、最高血圧の気温差が2.3mmHg、最低血圧が1.1mmHgの結果となっています。断熱性の高い住宅で、季節間の室温が一定になると、起床時の血圧が明らかに安定することが分かります。

参考元:科学研究費助成事業データベース:健康維持便益を統合した低炭素型居住環境評価システムの開発
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-23246102/23246102seika.pdf

一度引き起こすと介護が必要となる脳血管疾患

環境省の資料によると要介護別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合では認知症や高齢による衰弱よりも高いのが脳血管疾患となっています。

疾病と要介護度の表

介護状態になるまでのアクティブに活動ができる健康的な状態までを健康寿命と呼ばれます。
男性の平均寿命80.21歳に対して健康寿命が71.19歳
女性の平均寿命86.61歳に対して健康寿命が74.21歳
(2013年厚生労働省のデータ)
平均データでは、病気などによって介護や支援などが必要になってから亡くなるまでに、男性では約9年、女性では約12年もの時間があることになります。

健康寿命を延ばすためには健康的な暮らしが大切です。
健康な住まいは健康寿命を引き延ばし、アクティブな暮らしを支えます。
お金に変えられない健康だからこそ、しっかりと健康を支える高気密高断熱で高性能住宅を調べてみませんか?

https://heiwa-kensetsu.net/health/

(関連ページ 「ご家族の健康を守れる住まいづくりを」 )