大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設スタッフです。
梅雨入り間近で湿気が多くじとじとした季節がやってきますね。
洗濯物は乾きにくく、汗も蒸発しにくく体調を崩しやすかったりと快適には暮らしにくいこの時期、
ちょっとだけ憂鬱な気分になってしまいますね。
実は梅雨時期は家にとってもそれほど良い季節ではありません。
と言うのも湿気によってダニ、カビなど家にとっても良くないことが起きるリスクのある時期だからです。
耐震や断熱などに比べて地味な“湿気対策”
多湿な日本の気候に強い家を考えていきましょう。
目次 -Contents-
湿気対策の基本は『換気』
湿気対策の基本は換気です。ちなみに弊社では温度も湿度も交換する熱交換換気システムを採用しています。

家の中ではどうしても湿気のたまりやすいところが発生してしまいます。
湿気がこもる場所と考えればいいでしょうか。
一般的に湿気のこもる場所とは、
・クローゼットや押入れ
・シューズボックス
など扉を閉めてしまい空気の入れ替えが少ない場所
・水まわり
洗濯時に発生する水蒸気やお風呂上りの水蒸気が発生する洗面所やトイレなど水まわりには多くの水蒸気が発生します。
・北側の寝室
特にこれらの水蒸気が発生する場所ではこまめに換気することを心がけないとカビが発生しやすくなります。
家の換気システムについて
家に付いている換気システムは3種類
- キッチンの換気扇
- トイレ・洗面・浴室の換気扇
- 24時間換気システム
こう思うと言えには多くの換気システムがあることがわかります。
キッチンやほかの水まわりはそれほどW数や風量は、どのお家でもそれほど変わらないと思いますので、24時間換気システムについて少し紹介していきたいと思います。
24時間換気システムだけでは不十分

2003年7月に全ての建造物に24時間換気システムを設置することが原則として義務付けられました。
主にVOCやカビの胞子などシックハウス原因物質が室内に溜まらないようにすることが目的ですが、、。
そのまま湿気対策にも大活躍か?
と言われると実はそうではありません。
気密性が悪ければ、換気を十分に果たせない。
気密と換気には実は深い関係があります。
実は、気密性能の低い家では換気口からの給気量(㎥/h)がマイナスになるということが起きてしまいます。
マイナスとは逆流して排気しているということ。
大きく排気ができていればいいのですが、最大-5㎥/hしか換気(排気)できていないので、換気とは言えないほど。
高さ2.4mの6帖の部屋は約21㎥あり、24時間換気システムで作動させていても気密性が低ければ換気が十分とは言えません。

(一財)建築環境・省エネルギー気候発行
湿気を吸う断熱材と湿気を防ぐ断熱材がある。
湿気が増えだすこの時期、壁の中も同じように湿気が増えてきます。
湿気を吸う断熱材と湿気を防ぐ断熱材があり、湿気を吸う断熱材では様々な問題が発生していることが予想されます。
その代表がグラスウール
約2%の水分を含むことで断熱性能を大きく損なってしまいます。
また現場発砲ウレタンの一部も透湿抵抗値が低い、つまり水分を吸う断熱材と言われています。
現場発泡ウレタンフォームは発砲スチロールみたいなものだから水は吸わないという方も多くいらっしゃいますが、残念ながら吸うようです。

上記の写真でもあるように、断熱材の中に水分を含むと壁の中はずっとジメジメしてしまい、カビの爆発的な増殖を起こしてしまいます。
水分を抱かないグラスウールの方がまだカビに強いのではと思ってしまうほどです。
この現場ではしっかりと防湿シートを張り、防湿層をつくることで壁の中に湿気の侵入を許していれば、、、。
×「吹き付け断熱材だから防湿層をつくらなくても大丈夫。」
ちまたで言われているこの言葉は信用しない方が良いかもしれないですね。
〇「透湿抵抗値の高いタイプの吹付断熱なので大丈夫。」
なら、少し信用できるかもしれないですが、、。
35年無結露保証の断熱材を使用しているSW工法

弊社のSW工法は透湿抵抗値の高い高品質な断熱材を使用しています。
工場でオーダーメイドでつくられたパネルを使用し、家の外側で気密を確保も同時に行っています。
新築時ではその差はわかりにくいかもしれません。
しかし、毎年来る湿気の多い季節を何年も過ごすと大きく変わってくることがあるかもしれません。
耐震や断熱などに比べると地味な「湿気対策」ですが、実はすごく重要です。
カビ、ダニなどの増えにくい清浄な空気の中で暮らせるかどうかは、「換気」「気密」「防湿」と言った複合的なことからできています。
お客様には幸せになってほしい。
私たちができることをしっかりと施工していければと考えています。