BELS|建築物省エネルギー性能表示制度と住宅性能表示制度(品確法)について

大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設です。住宅の省エネルギー化に向けて様々な取り組みをなされている今般、

多くの制度ができてしまい、難しくわからないと感じている方も多いと思います。住宅性能表示について解説していきます。

皆様のお家づくりの参考になれば幸いです。

温熱環境に特化した BELS|建築物省エネルギー性能表示制度

平成27年7月スタート

省エネルギー性能を評価し、誰でもわかるように『ガイドラインに基づく第三者認証マーク』にて表示を行い、新築住宅・既存住宅・賃貸住宅のすべてに住む人が省エネルギー性能で選択できる社会の実現を目指す布石の制度

建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(平成27年法律第53号)の第7条には
「住宅事業建築主その他の建築物の販売又は賃貸を行う事業者は、その販売又は賃貸を行う建築物について、エネルギー消費性能の表示をするよう努めなければならない。」と明記されている。

多岐にわたる 住宅性能表示制度(品確法)

平成12年4月スタート

住宅性能表示制度とは平成12年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(以下「品確法」という。)」に含まれている制度

より良い住まいを実現するために耐震から防犯など10項目と多岐にわたる総合的な評価制度で、省エネルギーは5.温熱環境に関することに集約されています。

現在最高等級4になっているが、最高等級5を新設し断熱性能の引き上げが国会で話し合われている。

・住宅の性能(構造耐力、省エネルギー性、遮音性等)に関する表示の適正化を図るための共通ルール(表示の方法、評価の方法の基準)を設け、消費者による住宅の性能の相互比較を可能にする。
・住宅の性能に関する評価を客観的に行う第三者機関を整備し、評価結果の信頼性を確保する。
・住宅性能評価書に表示された住宅の性能は、契約内容とされることを原則(注1)とすることにより、表示された性能を実現する。

多岐にわたる評価基準

1.構造の安定に関すること
■ 1-1 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)
■ 1-2 耐震等級(構造躯体の損傷防止)
■ 1-3 その他(地震に対する構造躯対の倒壊等防止及び損傷防止)
■ 1-4 耐風等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)
■ 1-5 耐積雪等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)
■ 1-6 地盤又は杭の許容支持力等及びその設定方法
■ 1-7 基礎の構造方法及び形式等

2.火災時の安全に関すること
■ 2-1 感知警報装置設置等級(自住戸火災時)
■ 2-2 感知警報装置設置等級(他住戸等火災時)
■ 2-3 避難安全対策(他住戸等火災時・共用廊下)
■ 2-4 脱出対策(火災時)
■ 2-5 耐火等級(延焼のおそれのある部分(開口部))
■ 2-6 耐火等級(延焼のおそれのある部分(開口部以外))
■ 2-7 耐火等級(界壁及び界床)

3.劣化の軽減に関すること
■ 3-1 劣化対策等級(構造躯体等)

4.維持管理・更新への配慮に関すること
■ 4-1 維持管理対策等級(専用配管)
■ 4-2 維持管理対策等級(共用配管)
■ 4-3 更新対策(共用排水管)
■ 4-4 更新対策(住戸専用部)

5.温熱環境に関すること
■ 5-1 省エネルギー対策等級

6.空気環境に関すること
■ 6-1 ホルムアルデヒド対策(内装及び天井裏)
■ 6-2 換気対策
■ 6-3 室内空気中の化学物質の濃度等

7.光・視環境に関すること
■ 7-1 単純開口率
■ 7-2 方位別開口比

8.音環境に関すること
■ 8-1 重量床衝撃音対策
■ 8-2 軽量床衝撃音対策
■ 8-3 透過損失等級(界壁)
■ 8-4 透過損失等級(外壁開口部)

9.高齢者等への配慮に関すること
■ 9-1 高齢者等配慮対策等級(専用部分)
■ 9-2 高齢者等配慮対策等級(共用部分)

10.防犯に関すること
■ 10-1 開口部の侵入防止対策

https://www.hyoukakyoukai.or.jp/bels/info.html

BELS|建築物省エネルギー性能表示制度 と 住宅性能表示制度(品確法)の比較

BELS|建築物省エネルギー性能表示制度(以下、BELS)は星の数1から5個で評価・表示される。
住宅性能表示制度(品確法)は等級1から4まで(5が増える予定)で評価・表示されているが、星の数と等級は同じ性能を表していない。

BELS星5は省エネ等級4よりもはるか上位性能

上の図でも省エネ等級4は実はそれほど断熱性能が高くないことがわかります。
建築業界では常識もその他の業界では常識でないように思います。

不動産業界、金融業界も理解してもらえるとより温熱環境が良い住まいが広がっていくのではないでしょうか。

私たちができることは、BELSでしっかり表示し、温熱性能がわかりやすい住宅を提供していくことだと考えています。

「BELSで断熱性能をしっかり数値化をする。」
大切なお住まいです。築年数だけで判断されないように資産価値を守ってください。

住宅平均寿命が100年近いヨーロッパなどでは日本のように断熱性能の表示努力ではなく、家を売るとき・貸出しするときに開示・表示しないと罰金になると言ったところもあります。

BELSのコンセプト「新築住宅・既存住宅・賃貸住宅のすべてに住む人が省エネルギー性能で選択できる社会の実現を目指す」が現実になっていくのは遠くない将来なのかもしれません。

光熱費が安い方がいいですよね。
最後に改めて平和建設の家はBELS最高等級星5の家です。

最後までお読みいただきありがとうございました。