『築年数2007年以前は要注意!』中古住宅+リノベでの見極め

大阪市城東区で、性能とデザインにこだわった家づくりを手掛ける平和建設のスタッフです。
一から新築建築するよりも中古住宅や中古マンションを購入して大規模リフォームをされる方が増えているようです。

リフォームの相談が増えています。
しかし、断熱性や耐震性など新築に劣る性能の中古住宅をしっかりと検討しないまま購入しているケースも多く見られます。

中古住宅購入の成功のためになる情報を建築側の見解をご紹介させていただきます。
参考にさせていただきます。

中古住宅のメリット

中古住宅のメリットは新築に比べて費用を抑えられること。

賃貸ではもったいない。
でも新築では高額になりすぎる。
と言ったお考えの方にお勧めです。

特に、市内は土地値も高いながらも、資産的には安定的なので中古戸建てで購入し、土地を残していく方にもお勧めな方法と言えそうです。

大阪が、世界で最も住みやすい街で10位

去年、アジアで唯一住みやすい街に大阪がTOP10に入ったことはご存じですか?
国の老舗経済誌「エコノミスト」が調査した「世界の住みやすい都市ランキング23年版」で、大阪が10位にランクインしました。世界中が注目する「恒例行事」だそうです。

新築建築年月日が2007年4月1日以前は要注意

1990年代に『欠陥住宅』が大きくクローズアップされました。
これらは当時の住宅建築の常識が大きく関わっていました。

現在の新築では義務化され、履行されている①建築確認②中間検査③完了検査の一連の検査がしっかりとなされていないケースが多くありました。

①建築確認②中間検査③完了検査の一連の検査を受けなければいけないと明記されていただのにも関わらず、

国土交通省の資料によると1998年(平成10年)40%弱しか完了検査を受けていませんでした。また当時の完了検査はざる検査だったと耳にすることも、、

001279404.pdf (mlit.go.jp)

もちろん、
検査を受けていないから全ての住宅に欠陥があるというわけではなく、
今思えば、性善論に頼り過ぎた制度だったのではないでしょうか。
やはり、多くの欠陥住宅があったようで、制度がより厳正化されていきました。

2007年以降はほぼ中間検査・完了検査受けている!

完了検査を行い住宅瑕疵保険に加入しないと引き渡せない。
と言う制度に変わったのが2007年4月1日、平成19年のこと。
中古住宅を検討される場合は、2007年4月1日という日付けを覚えておいてください。

2007年4月1日以降に引き渡されている住宅は住宅瑕疵保険(10年)に加入しています。
つまり中間検査、完了検査を受けて合格しています。

逆に言うと
それ以前の建物では「性善論に頼り過ぎた制度」で建築されているので、購入前に住宅診断などを確認するようにしてください。
長く住み続けられるように悪くなりそうな点を事前に確認していきましょう。

中古住宅にも期待してください

予算が少ないから中古住宅だからと暮らし方まで妥協しないでください。

せっかく購入する住宅をよりよく暮らせる方法をご提案させていただきたいです。
また光熱費などを抑える工事などを行うことで、月々の住居費を抑えながら新築に負けない快適性も叶えることができます。

ぜひ、お家に期待してあげてもらえたらと思います。