大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設スタッフです。
いつかくると言われ続けた断熱性能の最適基準が定められる日が来るようです。
住宅省エネ法案が閣議決定し、そして衆議院を通過しました。
あとは参議院で通過すれば、2025年より省エネ基準義務化され、2025年以降建つ家は全て省エネ基準を満たしているお家になると言うことになりました。
4月までは最高等級(断熱等級4)とも解説されていた性能ですが、省エネ基準(UA値0.87 地域大阪)はそれほど高性能とは言えませんが、、。
今年のはじめには最高等級と言われていた性能が、2025年から最低基準となるのは何とも皮肉なことなのでしょう。
急激に高性能化に向いていることがわかる箇所かもしれません。
ただ、今までなかった最低基準がつくられると言うことは単純に喜ばしいことと考えて良さそうです。
2015年に決めた義務化は断念
ヨーロッパや中国、お隣韓国では当たり前の断熱の最低基準は日本にもつくられようとしてきました。
2015年に閣議決定され、2020年から最低基準が設定される予定でした。
しかし、2019年対応できない会社が多いと言うことで見送られてしまいました。
当時と少し状況が変わってきました。
一つにはカーボンニュートラルに向けて大きく動き出したこと。
もう一つは準備が整ったと国土交通省が判断したことです。
2030年にはZEHが最低基準に引き上げ予定
今回の省エネ基準適合義務化もまだまだ一里塚と言えます。
5年後の2030年にはZEH(UA値0.60 地域大阪)が義務化される予定です。
なんだか専門的なこと言っているなあと感じられるかもしれません。
ただこれだけは知っておいてください。
ZEH以下の性能の住宅は2030年以降最低基準も満たしていない住宅だと判定されてしまうかもしれません。
せっかく建てるお家が8年足らずで不適合住宅になってしまうリスクがあるということ。
まだまだ省エネ基準すらも義務化されていない所で2030年のことを考えるのは少し早いかもしれませんが、これから家を建てる方は少しお考えいただく必要があるのではないでしょうか?
平和建設ではUA値0.46が標準仕様
平和建設では2025年義務化UA値0.87だけではなく、2030年義務化UA値0.6すらも超える住宅性能を標準仕様としています。
今後断熱等級は大きく性能値を上げていきます。
一生後悔しない家づくりと言うのはこの辺りも大切になってくるのではないでしょうか?
お気軽にご相談してください。