パッシブデザイン住宅に住む4つのメリット

大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設スタッフです。

都会の中であっても、パッシブデザインを間取りに取り入れること検討することで、外部環境とのつながりを守りながら、快適な室内環境を維持することができます。

この記事では、パッシブデザインで得られる4つのメリット「エネルギー効率」「快適な室内環境」「自然とのつながり」「環境へのやさしさ」を解説します。
お家づくりを検討されている方へ、より良い住宅設計のヒントにしていただけたらと思います。

1.パッシブデザイン住宅を理解する

パッシブデザインとは、建物を取り巻く自然環境の特性を活かし、室内を快適にするための設計手法です。

パッシブデザイン住宅とは、そんなパッシブデザインで設計され、自然界から得られる太陽エネルギーなどを取り入れて建てられた住宅のこと。太陽や風などの自然要素や、方位や換気などの機能を活用し、一年中快適な住環境を提供します。

https://www.kkj.or.jp/contents/intro_sh/passive_sh01.html

パッシブデザイン住宅の最大の目的は、従来の冷暖房システムに頼らず、自然エネルギーを冷暖房に利用することです。これにより、エネルギーコストの削減を実現するとともに、消費するエネルギーよりも生産するエネルギーが多い住宅を実現する可能性があります。

電気代の高騰している今だからこそ、しっかりと考えたいですね。

2.エネルギー効率について説明する

パッシブデザイン住宅では、一般的な住宅よりもその断熱性と省エネルギー性で、光熱費を抑えることができます。
これは、パッシブデザイン住宅には高性能な窓や断熱材など家の中の快適な温度を保つ性能があるため、余分な冷暖房を抑えるのみならず、日射などの自然の温度調節を上手に取り入れるためです。

さらに、太陽光パネルシステムを搭載すると、エネルギーを生み出し、さらに光熱費の削減することができます。
ZEHと呼ばれる太陽光と組み合わせた住宅では、ZEH基準というものがありますが、そのZEH基準を超える高断熱性住宅を標準仕様にしています。

https://heiwa-kensetsu.net/build/zeh/

3.快適性と自然とのつながり

パッシブデザイン住宅に住むということは、室内環境が快適であること。
これは、自然エネルギーを取り入れること。
そのためには建物の向き、風向きなどを十分に知っておく必要があります。

太陽やその他の自然からもたらされる自然なエネルギーを最大限利用する、建物の向きや換気によって、一年を通して安定した温度を保つことができます。

そして、パッシブデザインの住宅に住むと、本来は自然の要素と結びついているため、自然とのつながりを育むことができます。
人気ある吹き抜けなどを取り入れて部屋の奥まで日差しを入れるなどの間取りにしたいですね。

4.環境に配慮した住まいを実現するために

パッシブデザイン住宅に住むことは、環境に配慮するための優れた方法です。
パッシブデザイン住宅では、エネルギー使用量を減らすことができるため、自然環境を活用して快適な住まいを実現することができます。

環境配慮型の住宅はまだまだ周知されているとは言えないですが、
ガラケーがスマホに変わったように、
今後電気自動車など社会は変わっていくのでしょう。

住宅はその寿命も長いため、将来を見据えた住宅を建てるべきではないでしょうか?
住宅だけを見れば、持続可能な社会へは少しずつかもしれませんが、将来プラスチックが石油以外のものがほとんどになる社会に大きく変わっているかもしれません。
将来を見据えた住宅は環境にもしっかり配慮していきたいですね。

パッシブデザインを取り入れた高性能住宅

パッシブデザイン住宅はまだまだ不確定なものです。
提唱しはじめたドイツではパッシブハウス認定制度などが進んでいます。

日本では途上のために認定には数百万円と余分な費用が掛かってしまいます。とはいえ、その考え方はとても素敵なものです。
環境に配慮しながら、快適でエネルギー効率の高い住まいを実現する最良の方法の一つとしてご検討いただけましたらと思います。

自然とつながり自然体で暮らすパッシブデザインに住むことの大きなメリットはたくさんあります。
パッシブデザイン住宅を検討されている方は、ご自宅や地域に合った最適な選択肢をぜひ調べてみてください。