大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設スタッフです。
中古住宅を購入してリノベーションを考える方が増えていますね。
先日も買い替えのお客様が広い間取り中古住宅を購入されるということで、リノベーションのご相談をさせていただきました。
今回のお客様はすごく勉強されていて、不動産の担当者さんもリノベーションに好意的で知識も豊富な方が幸いしたように思います。
もし、不動産の担当者さんがリノベーションに知識が足りていないなどの問題がある場合は、自らでいろいろと頑張らなくてはいけなくなってしまうかもしれません。
まだまだ中古購入+リノベーションは建売住宅よりも情報が少なく、複雑に感じてしまうのではないか?とも思いました。
今回はそんな中古購入+リノベーションをお考えの方に押さえておきたい情報を3つまとめていますので、ぜひご参考にしていただけましたらと思います。
目次 -Contents-
1.補助金「先進的窓リノベ事業」など
中古購入+リノベーションで最初に知っておいてほしい情報は補助金制度!
賢く快適な暮らしにしましょう。
2022年~2023年はリフォームの補助金が本当に充実しています。
例年にはなく、以下の補助金は重ねて受け取ることができるということもあって、最大260万円にもなる補助制度が開始されます。
予算にばらつきがあるため、
夏ごろには予算終了で一部終わるということもあり得ます。
早めの申請がおススメではないでしょうか。
少し複雑ですが、
予算枠も多いため、
「先進的窓リノベ事業」
経済産業省・環境省 (予算1,000億円)
「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」
経済産業省 (予算300億円)
補助金は、エネルギー小売事業者、高効率給湯器の販売事業者、ハウスメーカー等による代理申請に基づき、給湯器導入者に対して交付。
一定の基準を満たした高効率給湯器を導入する場合に支援。
「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」環境省内資料
「こどもエコすまい支援事業」
国土交通省(1,500億円(新築住宅に係る分を含む))
住宅の窓・壁等に対する一定の断熱改修や、一定のエコ住宅設備の設置等の省エネリフォームを行う場合に工事内容に応じた定額を支援。
省エネリフォームや(1)(2)の工事を行う場合は、併せて行うバリアフリー化や子育て対応改修等に対しても工事内容に応じた定額を支援。
すべての世帯を対象とし、原則最大30万円を交付。(子育て世帯・若者夫婦世帯の場合等に上限引き上げの特例あり)
https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jpこどもエコすまい事務局HP
2.「中古購入+リノベーション」 住宅ローン
中古購入+リノベーションでは、
①売主への支払い
②リノベーション工事費用の支払い
の2種類の支払いが発生します。
売主の支払い後、所有権を自らに変更し(司法書士に依頼して)その後リノベーション工事が始まります。
支払時期が変わってくるため、金融機関によって対応も変わってきます。
方法としては
「リフォーム一体型住宅ローン」になるか。
「住宅ローン+リフォームローン」の2本になるか。
全体の金利なども変わってきます。
中古物件の担保評価(銀行目線での物件価値)次第ですが、そもそも対応できる方法が1種類しかない銀行などもあるため、注意が必要です。
できるだけ物件を決める際にリフォームの見積もりを出しておき、「リフォーム一体型住宅ローン」を選べるように準備しておきましょう。
3.住宅診断
もっとも重要と言えるかもしれません。
中古住宅では劣化状況はまちまちです。
築年数だけでは読み切れないものがたくさんあります。
特に住宅瑕疵保険がつかずに引き渡しがされている2000年以前の建物は完了検査も受けていないものも多く、注意が必要です。
中古物件を気に入って、リノベーション工事の際に過大な費用が発生する劣化が見つかるといったことがないように事前に住宅診断を受けるようにしましょう。
プロのスポーツ選手が契約前にメディカルチェックを受けるように、お家にも状態診断を受けているといいですよね。
「中古購入+リノベーション」は不動産会社と建築会社ととも両方の意見を
「中古購入+リノベーション」は建売住宅を購入したい、中古住宅を購入するだけよりも補助金も住宅ローンもそのプロセスも複雑になってしまいます。
だからこそ、
丁寧に進めることが大切になってきます。
見積りや住宅診断などお家探しの段階から
建築の知識が必要なことが多いように思います。
大阪市で中古購入に併せてリノベーションをお考えでしたら平和建設にお気軽にご相談いただけましたら幸いです。