住宅ローン控除が減額が中止されるかも?

私たちは大阪市城東区で、性能とデザインにこだわった家づくりを手掛ける平和建設のスタッフです。2024年入居から借入額の上限が引き下げられる予定になっています。

「長期優良住宅」など5000万円から4500万円に
ZEHが4500万円から3500万円に
省エネ基準適合住宅4000万円から3000万円に
その他住宅(2025年基準不適合物件)3000万円から0円に

に各々引き下げられる予定です。
しかし、ここに来て引き下げずに据え置く案がでてます。

政府・与党内から据え置き求める意見

不動産価格の高止まりや建築費用の高騰のため、国土交通省より要望が11月にでており、水面下では激しく話し合われているようです。

住宅ローン減税、借入限度額の維持要望 国交省
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA163NN0W3A111C2000000/

そして、
先日12月4日に政府・与党内からも据え置かれるように意見が出ているのだそうです。

住宅ローン減税 政府・与党内から上限の据え置き求める意見
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231204/k10014276851000.html

2024年1月以降、入居から適用

住宅ローン控除は2024年1月以降、入居から適用されます。

2024年1月以降、住宅ローンの控除に関する変更は入居からの適用が行われることとなります。しかしながら、この適用の対象は契約や住宅の完成ではなく、入居からとなるため、これに留意する必要があります。

現在の段階では、この変更に伴い住宅ローンの控除額が引き下げられる予定となっており、この情報がWEB上で広く共有されています。GOOGLEで検索すると具体的な引き下げ幅や条件に関しては詳細が書かれています。

最新情報に気を付ける必要が有りそうです。

住宅ローン控除の引き下げの対抗策?

住宅ローン控除の引き下げによって控除額の減少を抑えるためには
「複数人で借入を行う」ことが有効です。

つまり、1人の収入だとメリット額の上限に達してしまうようなケースでは、2人でペアローンにすることで1人の場合の上限を使うことができます。
住宅ローン控除は、借入額に対して限度額を使用することができます。

1人人で借入れすると最大4500万円(※長期優良住宅の場合)
2人で借入れすると最大9000万円(4500万円×2 ※長期優良住宅の場合)
と住宅ローン控除額の借入上限額を引き上げることができます。

住宅ローン控除は複雑、だから相談してください。

住宅ローン控除は住宅ローンの金利や返済条件、借り入れの形態などによって大きく変わってきます。そのため、住宅購入や建設を検討している方は、住宅ローンを決定する前に慎重に計画を練る必要があります。

自身の生活スタイルや将来の計画を考慮に入れながら考えていきましょう。
また最新情報や他の人はどうしているかなど、お気軽にご相談いただけましたらと思います。