大阪市城東区で、性能とデザインにこだわった家づくりを手掛ける平和建設のスタッフです。
最近注目されている性能にレジリエンス性能と言うものがあります。
万が一の大地震に見舞われたとき、普通の暮らしに戻れるまで早さを示した性能のこと。抵抗力とともに復旧力があるかどうか?と言うことが問われる性能になります。
ショック耐性:耐震性能と回復力(減退力):制震性能の両方で、レジリエンス性能の高いお家。そんな家では万が一の地震の時でも普通の暮らしにいち早く戻ることができるので、最近注目を集めています。
制震工法は大きな揺れを小さな揺れに置き換える技術のことで、有名なところでは車のバンパーなどに使用されています。
耐震性能だけでは傷つく。
耐震性能とは地震の揺れに耐えられる性能です。
そのため、過分なほど耐震性能を高めても家には相応の消耗があることが分かっています。
住宅品確法では耐震等級3が最高等級になっていますが、このシミュレーションでは基準法(100%)に対して3.5倍の耐震等級11までシミュレーションに参加しています。それでも住宅全体が軽微な損傷の黄色になってしまっています。
京都大学生存圏研究所の中川貴文准教授が開発した倒壊解析ソフトウェアwallstatを紹介するwallstat channel内の動画です。
制震ダンパーとは?
そこで、大きな揺れを小さな揺れに置き換えることができる制震ダンパーを設置することで住宅への揺れを軽減し、損傷率を下げることができます。
住宅特に木造住宅に使用されるのはパッシブ型を使用されているケースが多く、以下に 木造住宅用制震ダンパーメーカー16社が紹介されているページがありましたので、紹介いたします。
https://www.mamorumper.com/maker-list/
数多くあるのでいくつか紹介するとアイディールブレーンや日立などの制震ダンパーは有名です。
https://ibrain.jp/dsd_main.html
http://www.hitachi-automotive-na.co.jp/products/seismic-damper/building/residential/post/
弊社ではevoltzを採用
たくさんの制震バンパーの中でevoltzを採用しています。
一番は体感的にもっとも揺れを吸収していたからでした。
小さな揺れから大きな揺れまで揺れを吸収できる範囲が広く断熱材を邪魔しないことが採用の決め手になりました。
また震度1など小さな地震の揺れも抑えることができるevoltzは心強い制振ダンパーで大地震の後でも揺れを減衰させ、体感でも揺れを減らせることは安心して暮らせることにつながるのではないでしょうか?
東日本大震災では今なおマグニチュード6前後の余震が起きています。
大地震ほど余震数は数えられないほど起きてしまいます。
制振ダンパーの効果
「耐震+制振」についてevoltzさんがまとめられています。
ぜひ、見ていただきたいのがまだ続く東日本大震災の余震のなか、evoltzを使用されている住宅内の様子を写した動画です。
震度5弱の地震が来ていても、棚の上に置かれた人形が1つも落ちていない様子が写っています。
耐震性能を引き上げるだけでは叶わない。
この制震性能をぜひ知っていただけたらと思います。
これらの家では落ちたものを拾うなどすらせずに日常の暮らしに戻っていたでしょう。
レジリエンス性能が高い家を目指してほしい。
万が一の地震があった時、レジリエンス性能の高い家では周辺よりも早く日常に戻れますし、補修に余分な費用が掛かりません。
ご存じのように地震保険は全壊しても半額までしか保証されません。
一度大地震が来たら日常に戻るのに大変な思いをしなくていいレジリエンス性能が高い家。
せっかく家を建てるならそんな安心の家を目指していただければと思います。
大阪市でレジリエンス性能が高い家をお探しでしたら平和建設へお声かけいただけましたら幸いです。