大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設です。
台風のニュースが増えてきましたね。
また大きな台風が南の海でできているそうです。
台風で思い出されるのは、関空の連絡橋にタンカーが突っ込んだ2018年の台風21号、その年の7月豪雨。
この時期になると、屋根破損や雨漏りなど被害を思い出される方も多いのではないでしょうか?
雨風に強い家にするためにできることをまとめていきます。
台風に強い屋根とは
関西に大きな被害を残した台風21号
そこで問題になったのが、屋根の被害でした。
通常であれば、すぐ修理できるはずでしたが、台風による被害は広範囲にそして被害数も多く、順番待ちとなりブルーシートをつかった応急処置での暮らしを余儀なくされてしまいました。
家が台風に弱いままならば、事前に台風に強い屋根にしておくのも良いのではないでしょうか?
屋根の構造
また屋根の瓦がすべての防水をしていると思っている方も多いのではないでしょうか?
雨漏りを防ぐためには第1次防水の瓦の下に第2防水としてルーフィングシートがあります。
この耐用年数が過ぎている場合も屋根は雨風に弱い家になってしまっています。
瓦の葺き替え|台風に強い屋根リフォーム
瓦を葺き替えるタイミングは、瓦の防水性が無くなった時や瓦自体が劣化が進んでしまった場合です。
ゴムが溶けるほど灼熱の日差しを受け続け、冬は霜をおろしているなど、家の建材の中でももっとも過酷な状況に置かれながらも、ほとんど人目につくことがないために、劣化状況はわかりにくくなっています。
耐用年数(寿命) | メンテナンス周期 | |
スレート屋根 | 30年 | 5年 |
ガルバリウム鋼板 | 30~40年 | 15年 |
和瓦(釉薬瓦) | 30~40年 | 15年 |
セメント瓦 | 30年 | 10年 |
再塗装などのメンテナンスを続けていれば、過酷な環境下であっても瓦も30-40年持ちます。
ただ、メンテナンスが遅れている場合は材質自体が悪くなっている可能性があるので寿命は短くなってしまっているものもあります。
その場合は、葺き替えを中心に考えていくほうが良いでしょう?
下地チェックを含めて第2防水のルーフィングシートを張り直すなどをトータル的に手直しすることができます。
重ね葺き工法(カバー工法)
瓦の葺き替えよりも低価格でかつ施工工期も短く済むために、人気が徐々に上がっている工法です。
注意するべきところは和瓦には合わないこと。
またカバーとして重ねてしまうので、屋根重量は増えてしまいます。耐震性を上げたい希望の場合も適していないものと言えそうです。
一緒にやりたい屋根裏アンテナへ変更
台風ほどの家では屋根は大丈夫でも、アンテナが倒れてしまうなどの被害がでることも想定されます。
屋根のリフォームをする場合はアンテナを屋根裏へと移動させる方法もあります。
そうすることで台風がきてもアンテナの心配をする必要がなくなります。
※屋根裏で電波受信ができるかどうかは周辺状況によるため、確認が必要になってきます。
過去に大阪の台風被害
大阪は比較的台風被害を受けにくいエリアだと思います。
それでも過去に大阪を襲った台風を調べてみると最近増えているようにも感じます。
大阪管区気象台140周年記念として過去に大阪を襲った台風がまとめられているので、ぜひご参考にしてください。
https://www.jma-net.go.jp/osaka/140th/disaster/disaster.html
平成30年台風第21号が特に強い勢力だったということの詳細なデータも見ることができます。
平成30年台風第21号 大阪での住宅被害状況
全壊 10棟 半壊 593棟 一部損壊 72438棟
一部損壊が多いのも台風の特長と言えます。
新築でもリフォームでも台風に強い家を考えるならば、屋根のことは外せない。
大阪市での災害に強いお家のお手伝いは平和建設にご相談してください。