床下に湿気たまっていませんか?

大阪市城東区で性能とデザインにこだわったお家づくりをしている平和建設のスタッフです。

床下に湿気たまっていませんか?

床下の湿度が70%を超える環境では、カビが繁殖しやすくなります。

カビが繁殖することで空気汚染だけでなく。木材中の水分が25%を超えると、木材腐朽菌の繁殖が進み、木材が5%腐食すると強度が半分にまで弱まります。湿気は木材だけでなく、基礎部分のコンクリート素材も劣化させる可能性があります。

床下の湿気は家の安心も快適性も健康も損なう避けなければいけないものなのです。

湿気対策には「換気」「断熱」「防湿材」

床下は、湿気がこもりやすく、カビやシロアリの発生源になることがあるため、適切な換気が必要です。
一般的には基礎の換気口から換気を完了することができるはずなのですが、通風が必要になるため、風が抜けないなどの問題がある場合は換気不十分になる可能性があります。

また関西は全国的にも湿気がたまりやすい地域です。
季節がいいあいだに床下収納をあけ、室内側から空気入れ替えを行うようにしてみてください。

その際、少しでもカビの臭いがする場合はカビやシロアリが疑われるので十分にご注意いただけたらと思います。

ベタ基礎でも安心してはダメ

コンクリートは表面上は水や空気を通さないように見えますが、毛細管と呼ばれる非常に細い管が多数存在しています。これらの毛細管がコンクリートの表面部分と繋がっているため、水分が容易に入り込み、コンクリートの劣化が進行し、床下の湿気がカビや害虫の発生を促進します。

土地柄によっては湿気が上がってくることも、、

土地状況によっては湿気が上がることがあります。水はけが悪い、近くに水路がある、元田んぼ、などは湿気が多い可能性があります。

そのような環境にある方々は特に注意が必要です。湿気は家具や建材を傷めるだけでなく、カビや菌の胞子により健康にも影響を及ぼす可能性があります。

そのため、湿度が高い地域に住んでいる場合は、適切な断熱材の使用や通気性を保つなど湿気に強い家へのリフォームを真剣に検討してみてください。

さらに、家の劣化が早いと感じる場合は、建て替えの際にも湿気で家が劣化しないような施工方法を取り入れることをお勧めします。例えば、湿気を抑える材料の使用や、湿気に強い設計を選ぶなどの工夫が考えられます。湿気対策は、快適で健康的な生活空間を維持するために重要な要素です。適切な対策を講じることで、長期的な住み心地と家の耐久性を向上させることができます。

寒くなりきる前に、今一度床下を開放に十分に乾燥するようにしてください。
カビ臭い場合などはカビや白蟻の危険がありえますので、お気軽にご相談いただけましたらと思います。