窓の断熱化リフォーム方法比較 3選|メリットとデメリット

大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設です。
暑い日が続きますね。
室内のエアコンを切るとすぐ蒸しはじめ、居心地悪くなってしまう断熱不足の家。そんなお家には断熱リフォームが最適です。

今回ご紹介するのはそんな断熱リフォームでもっとも手軽で、もっとも効果を実感できる窓などの開口部リフォームを紹介していきます。

ぜひ、ご検討のご参考にして下さい。

先進的窓リノベ事業

なぜ?窓のリフォームが効果的なのか??

窓のリフォームは断熱材の交換などに比べると安価で、効果が高いと言われています。効果が高いことにより年間の冷暖房費も安くなることから、「元が取れる」とも言えるかもしれません。
電気代上がってますしね。

その上、暮らしも快適になったり、、。

ではなぜ?窓のリフォームが効果的なのかと言うと。
以下のイラストを見ていただくと一目瞭然。

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/

夏は右側
すこし寒いかなと思って、冷房をきるとすぐ暑くなる原因の約73%は「窓」からだったということがまとめられています。

熱は日射による熱の侵入と窓(ガラス+サッシ)の断熱不足による熱貫流による熱の移動と2つあります。

皆さまがお住まいの開口部の断熱性能にもよりますが、平成11年よりも古いのであれば、夏は73%、冬は58%以上の改善を目指すことができます。(一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会)

かなり効果的だと思いませんか?
これから説明していきますが、1窓、最短30分で改善できるものもあります。

開口部断熱リフォーム方法 3選

開口部とは玄関扉と窓のことを言います。
今回ご紹介する窓リフォームは3つ。
メリット、デメリットがありますので比較検討していただけたらと思います。

  1. 高性能ガラスに交換 「スペーシア」
  2. ダブルサッシ    「インプラス」
  3. 窓のカバー工法   「マドリモ」

高性能ガラスに交換 「スペーシア」

世界に誇る日本の技術とも言えるガラスを今のガラスに入れ替える断熱リフォームです。
真空ガラスというのはまだまだ知名度低いかもしれません。

2022年1月にJI(日本産業規格)Sがこのガラスのために制定・改正された。
と聞くとこのガラスの性能の一端が垣間見えるかもしれません。

真空ガラス「スペーシア」断熱リフォームのメリット

  • 今のサッシがそのまま使える。
  • シングルガラスから冷暖房費が年間約4万円安くなる。(メーカーHPより)
  • ペアガラスよりも冷暖房費が年間2.3万円安くなる。(メーカーHPより)
  • 工事時間は1窓あたり最短30分
  • 結露を抑える。
  • 騒音を抑える。
  • 【超高性能】熱貫流率 0.65~1.4
  • 補助金対象

このガラスを使用した断熱リフォームのメリットは1窓あたり最短30分でガラスを入れ替えることができ、サッシをそのままにしてガラスだけを入れかることで居住中でのリフォームの負担が少なくてすみますね。

環境を変えずに、温熱環境や省エネだけを行いたい方にオススメです。

ラインナップ

いくつかの製品ラインナップがあります。
南側や西側の窓には遮熱タイプがいい。
寝室には防音遮音性能の高いものがいい。など色々と選ぶことができるのも嬉しいですね。

真空ガラス「スペーシア」 デメリット

  • サッシ部分はそのままの性能
  • 見た目が変わらない
  • 安い商品ではない

内側に窓をもう一枚 「インプラス」

リクシルの大人気商品「インプラス」です。
販売開始から大反響だったようですが、人気があるために毎年ラインナップが追加され、カラーなどのバリエーションも増えています。

内窓「インプラス」断熱リフォームのメリット

  • 内側に樹脂でできた窓を設置
  • 内側からの見た目もぐっと良くなる
  • 1窓あたり取り付けは最短60分
  • カラーバリエーションや質感が豊富
  • 予算に合わせてガラスのグレードを選べる(熱貫流率1.7~6.0)
  • デザインガラスも選べる

人気があるのもうなずける商品だと思います。
弊社でもよく使う商品ですが、自分好みを選べ、インテリア性も高まります。
アルミ窓でも意識していなかったが、内窓がつくと今まで使用していたアルミ窓が見えない方がいいと思ってしまうほどだそう。

ラインナップ

□インプラス

□インプラス リノベーションモデル

従来のインプラスにインプラスリノベーションが追加され、ますます選べるようになりました。
インプラスリノベーションの木の質感すごいですよ。
窓のサッシがまるで家具のよう。

内窓「インプラス」 デメリット

  • 外観触らないのでそのまま
  • 窓を2回開け閉めする必要がある
  • 内側に付けるスペースが必要
  • 引き違い窓の改修が前提
  • 気密性はそれほどない

枠をそのままにサッシごとカバーする「マドリモ」

YKKAPが提案する戸建て用窓カバー工法です。
窓を外した後、枠はそのままにして上から新しい窓を取り付けてしまう方法です。
その為、開口部は少し小さくなってしまいます。
しかし、窓自体新しいものになりますので、外観、内観が新しい窓に変わります。
またすき間が少ない新しい窓がつくため今回紹介する中で断熱性はもっとも高いといえます。

カバー工法「マドリモ」メリット

  • 最新の樹脂窓+トリプルガラスにも変えられる。
  • 1窓あたり約半日と窓交換としてはかなり短縮工期
  • ウィンドウキャッチ窓などカタチも変えられる。
  • 気密性がいいのですき間を減らせる。
  • カラーバリエーションも比較的多い。
  • 予算に合わせて窓を選ぶことができる。
  • 浴室窓に使うときのカバーがかなり優秀。

リフォーム会社の中でもまだまだ知られていない商品かもしれません。
去年カバーで出っ張る部分が1/4になるなど、改善がみられて、カバー工法の違和感が減っています。
内窓では叶わない気密性や外観からの見た目などせっかくやるならと思う方にオススメです。

ラインナップ

全29種類のカタチと多くのカラーバリエーションから選べます。
引き違い窓が減りました。
今後引き違い窓が減っていくのでしょうか?

話少しズレますが、車もセダンタイプ減りましたよね。
クラウンはハッチバックのSUVだそうですね。
窓も引き違い窓から変わっていくのでしょうか。

優れた性能はお風呂にも最適

カバー工法「マドリモ」デメリット

  • 全部の窓を「マドリモ」に変えようとすると日程も費用もかかる
  • カバー工法のために、掃き出しまどでは若干の足元に段差がある。
  • ガラスの内寸は少し小さくなる。

断熱で快適な暮らしで健康的に暮らし

断熱リフォームはメリットが多いリフォームと言われています。

例えば、血圧

断熱性能が不足した住宅では高血圧症になりやすいのだそうです。

それに伴って医療費が増えることも慶応義塾大学の研究で発表されているそうです。

断熱工事は贅沢なものではない。
早めに行えば行うだけメリットを受けられるもの。

大阪で窓の断熱リフォームに関して平和建設にお気軽にご相談いただけたらと思います。

しっかりとご提案させていただきます