薬膳の先生と住まいの関係について話してきました。

大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設スタッフです。

先日、薬膳の先生とお会いして薬膳についていろいろと教えていただきました。
漢方と薬の違いや、漢方と薬膳の関係など、、
なんとなくの知識が腹落ちして、すごく勉強になりました。

そんな役立つお話を聞いている最中、頭の中では家は薬膳とつながっている部分がありそうだ。ということで途中から薬膳と住まいの健康にたいしてのアプローチについてディスカッションとなりました。

なので、この記事には薬膳の先生から教えていただいた薬膳の知識と腹落ちした内容をまとめたものになります。

まだまだ薬膳について勉強中なので、稚拙な部分もあると思いますが、住まいの健康について役立つ情報になれば幸いです。

未病と薬膳との関係

薬膳の先生がおっしゃっていたのは検査機器の向上で自覚症状のないけど数値に異常値がでている。もしくは健康診断では異常がないと診断されたのに、どうしても体調がすぐれない状態というグレーな状態(下では黄色の部分)を未病状態というそうです。

北里大学東洋医学総合研究所 HP https://www.kitasato-u.ac.jp/toui-ken/kampo/index.html

北里大学東洋医学総合研究所 HP https://www.kitasato-u.ac.jp/toui-ken/kampo/index.html

未病、しいては病気にならないように薬食同源の考えを根本に食でサポートするのが、薬膳なのだそうです。

「薬膳」の健康へのアプローチ方法:陰と陽

引用 http://www.reliance-cosmos.co.jp/cms/wp-content/uploads/2014/06/pdf_35.pdf

体を冷やす「陰」な食材と体を温める「陽」の食材を状態にあわせて上手に組み合わせるのだそうです。食事として摂取することで健康に保つのだそうです。

内側から改善していくものが薬膳なんですね。
実はお家にもつながることもありそうです。

住まいにできること:温熱環境を整える

体を冷やすためにエアコンをつける。
体を温めるためにこたつに入る。
春も秋も朝晩の冷え込みに悩まされている。

そんな問題があるお家では、室内も同じように外気に引っ張られてしまい。せっかくの食事での改善効果も減ってしまうのではないかと不安になります。

温熱環境を整えて断熱だけでなく、気密性というすき間にもこだわってみましょう。

「薬膳」の健康へのアプローチ方法:瘀血

瘀血とは血の流れが悪くなり、滞っている状態だそうです。
体の中で発生した老廃物がうまく排出されにくくなり、肩こり、頭痛、シミ、そばかす、クマ、くすみ、肌荒れにつながっているそうです。

血の流れをよくすることや食生活からサラサラの血に変えていくのが良いのだそうです。

住まいにできること:冬もアクティブに暮らす

運動ができるならそれもいいですが、家での動き(生活)が基本になると思います。
NHK 放送文化研究所の調査では一日の在宅時間は15.8 時間/日が平均だったそうで、主婦や70歳以上はより長く19.9 時間、 19.7 時間も家にいます。

家での動きがアクティブに動けているのか?
座り続けているのかによって、運動量は相当変わっていることは想像がたくないです。

上記のように断熱性が低い家(10℃差がある家)では室内での歩数が減っているようです。

健康には運動がいい。
それはみんな知っていることかもしれないですが、低断熱の家では知らず知らず運動量を減らしてしまっているようです。

温かいお家は運動量もサポートしているようです。

食・住はつながっていそう。

今回、貴重なお話を聞かせていただいて健康への知識が増やすことができました。そしてより家が健康にできることが増えたように思います。

長く暮らす家だからこそ、しっかりと健康を支える家でありたいと思います。
健康的なお家は快適でここちよい。

お家のこと一緒に考えてみませんか。