窓の断熱リフォーム工事で知っておきたいこと3選+最新窓リフォーム補助金制度

大阪市城東区で健康的な天然素材にこだわりお家づくりをしている平和建設スタッフです。
ついに今年ももう少しで12月。
12月頭からは本格的な冬の寒さになってくるそうです。

そこで、改めて断熱リフォーム、特に窓の断熱リフォームについて知っておきたいことをまとめていきます。
最後に窓の補助金についてもまとめていますので、ぜひご参考にしていただけましたらと思います。

窓のリフォーム方法 4種の違いについて

既存の窓から断熱性能のある窓に改善すると大幅に室内の温熱環境が改善します。
また窓のリフォームの種類には複数あり大まかに分けて

  • ガラス交換
  • 内窓
  • カバー工法
  • サッシ入れ替え

の4つに分かれます。

1.ガラス交換

AGC アタッチメント付き複層ガラス

単板ガラスは冬は寒く、夏は暑くなりますよね。
熱貫流率と呼ばれる熱をどれぐらい防げるか、という数値に表すと6.0[W/㎡・K]になります。
(数値が小さいほど高い断熱性)

このガラスだけを交換しようというのが、ガラス交換です。
シングルガラスの入れていた部分にアタッチメントをつけることで、複層ガラスを設置し、ガラスの断熱性を向上することができます。

1つの窓全体の断熱性能では以下の事例に改善すると期待できます。
アルミサッシ+単板ガラス
6.51(W・K/㎡)

アルミサッシ+複層ガラス
4.65(W・K/㎡)

2.内窓:インプラス

内窓は既存の窓をそのままに内側に窓を設置するというものになります。新しく設置する窓をLIXIL製ではインプラスという商品があります。

インプラスには単板ガラスのものと複層ガラスのものがあり、複層ガラスの方が性能もいいのでお勧めです。
特に複層ガラスでも高断熱複層ガラス(グリーン)がおススメです。
インプラスでは最も良いガラスなのですが、断熱性能とともに遮熱性能もよく、夏も冬も良いガラスなので、結局光熱費なども含めた費用を考えるとガラスにこだわるのはおススメです。

アルミサッシ+単板ガラス
6.51(W・K/㎡)

アルミサッシ+単板ガラス+インプラス(高断熱複層ガラス(グリーン))
1.71(W・K/㎡)

既存の窓と新設の内窓との間にも空気層ができるため、内窓性能以上に効果が期待できます。

デメリットは
・内側に設置するスペースがない場合、付帯工事が必要になること。
・窓が2重になるため2枚とも開け閉めが必要に。

3.カバー工法:リプラス、リフレム

今ある既存の窓を取り外し、のこった窓枠の上から新しい窓を取り付けるカバー工法。
リクシルではリプラスやリフレムが用意されています。

壊さずにトリプルガラスやLOW-E複層ガラスなど最新の窓やにリフォームすることができます。
浴室用などもあるので、お家のガラスを丸ごと性能UPが望めます。

アルミサッシ+単板ガラス
6.51(W・K/㎡)

EW複層ガラス仕様
1.27(W・K/㎡)

デメリット
窓サイズは小さくなる。
防火認定が下りているものが少ない。
(大阪市内では致命的かもしれません。)

4.サッシ入れ替え

サッシは外側からねじを打ち込んでいます。
そのため、サッシの入れ替えは外壁の一部を壊す必要があります。

外壁工事や窓を設置している躯体部分が悪くなっている場合などの大規模に修理が必要な場合にサッシ入れ替えをお勧めしています。

2023年は窓改修補助金が充実!

住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業【経済産業省】及び断熱窓への改修促進等による家庭部門の省エネ・省 CO2加速化支援事業
https://www.env.go.jp/content/000086098.pdf

2023窓改修工事には最大200万円と大規模補助金制度が開始される予定です。
詳しくは今後紹介される予定です。

先進的窓リノベ事業

今のところはまとめてますのでご参照ください。

【速報】こどもエコすまい支援事業など|2023年住宅 補助金まとめ

窓工事は満足度の高いリフォーム

窓の改修工事は体感的いただけるだけでなく、光熱費などが下がったとわかる満足度の高いリフォームです。

また補助金額は窓性能によって細かく分かれる予定です。
お気軽にご相談いただけましたら幸いです。